ハノイ徒労編
11月6日、14時半、蒸し暑いハノイに到着した。ダナンへの乗り継ぎ便は18時半なので慌てる必要はないのだが、8月までお世話になった岐阜の社会福祉法人の理事長御一行が、少し早い中部セントレアからの便で到着、僕より一便早い便でダナンへ移動とのことで、今夜の合流は無理だと思い、搭乗口まで挨拶に赴くことにした。
ところが、、、、今回の僕の荷物は重い。わざわざ大きいトランクで出かけてきたのには理由があって、ダナンの日本人の仲間から頼まれた、食材を中心とした密輸品が重いのである(笑)
まあ、日本からのチケットだと40キロまでフリーだし、僕はGLP(ベトナム航空のマイレージ)のステータスの関係で、更に10キロOKなので、心配はない、、、、はずだった。
で、さっさとチェックイン、これもwebチェクインをすませているし、GLPの関係でビジネスクラスのカウンターですんなり荷物を預けたのだが、、、、
歩き出した途端にVNのおね〜ちゃん(ベトナム航空の地上職員)に声を掛けられ、別室に連行されたのである。
もともとベトナム関係の仕事は、某NPO法人の絡みなのだが、その仲間である「爆笑ネットワークス」の某氏のブログでは、僕は8月末に国外追放処分になったことになっている。もちろん、僕は勝手に帰ってきたのだし、一部で噂されているように「円満退社ではなかった」訳でもない。げんに、既に「円満入国」ずみである。
ところが、、、、中学生か高校生のように見える、アオザイ着用の可愛らしい女性職員が、ベトナム語で「荷物を開けてください」と、割と太い声で申し述べるのである。
何が引っかかったのかと言うと、「麺汁」1,6リットル×2本(笑)
「これは何?」ベトナム語で聞かれているのはわかるけど、「これは麺汁と言って、日本の蕎麦やうどんや素麺を食べる時に使うんだよ〜ん」というベトナム語は知らん(笑)
仕方がないので、スマフォの辞書アプリで調べちゃいましたよ。麺汁の英訳(笑)
無罪放免になって、時間が迫っている理事長ご一行の搭乗口側の入り口を通ろうとすると、「あなたの乗る便は、反対側のGATEだから、こっちからは入っちゃダメ」と。何だか今回のVNのおね〜ちゃんとの相性が悪いのかも。わかってる、わかってるけど、どうせ中で地下通路からでも移動できるでしょ!と、ベトナム語で言い返すベトナム語力もなく、すごすごと引き返す。
実は、ハノイ・ノイバイ空港は構造上、横幅がながく、左右のはじに国内線のGATE、中央に国際線のGATEがあるので、端から端まで歩かねばならんし、距離もある。でも、ここで暴れて本当に国外追放されても困るので、左端のA GATEから入って、国際線ロビーしたの通路を掻い潜って、理事長御一行の搭乗口に辿り着いたのは、本来の搭乗開始時間ギリギリであった。
とりあえず、無事に挨拶を終え、一本早いダナン行きへの搭乗を見送り、また階段を下りて自分の搭乗口側のビジネスラウンジへ。これで、1往復半したわけですな(笑)
話はこれでは終わらない。
搭乗時間が迫り、搭乗口に向かうと、、、、客層が変。バックパッカーか、明らかに大量の荷物を抱えた、やや貧しい雰囲気のベトナム人ばかり。そう、やはりベトジェット、流行りの格安航空会社のサイゴン行き。今まさに搭乗が始まったばかり。あらら、遅れるの?と思っていると、搭乗口変更のアナウンス。
賢明な読者諸氏はもうおわかりですね。
そうで、変更先は、先ほど理事長御一行を見送ったがわの、しかも一番奥。
はい、二往復(笑)
この変更は過去にも経験しています。
でもね、これは未経験の驚愕の事実が発覚。
これは、ベトナム人も目を丸くしていました。
いくらなんでもねえ、これはないでしょ。
さて、いよいよダナンですが、行き先はもちろんいつものところです!!!
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旅立ち 再び
時は11月6日(水)早朝。朝まで愛しき人に付き合ってもらい、そう、3年前のダナン赴任時と同じ人物構成での見送り・旅立ちのシーンである。JR中央線高尾駅始発の、成田エクスプレス1号。乗る列車も全く同じである。
チケット購入、事前のWEBチャックイン時の感触では、こりゃガラガラだなと。いつもの19番A席に悠々と着く予定が、、、、
あ、ありゃ?混んでる!
な、何でこんな時期のハノイ行きが?
ま、満席でござる。
でも、久しぶりの成田発着なので、久しぶりのA330。2-5-2のシート配列はありがたい。
しかも、例によって、「お隣ブロック」発令。
いや、だだこねてないですよ。
席に余裕があると、いつもそうしてもらえるんだけど、、、今日は余裕なさそうですけどね(笑)
さてさて偏西風の関係で、往路は6時間半の長丁場。
長旅の旅立ちは順調だったのだが、果たして、、、、
次回に続く。
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今日のアジアンフェア「フォー」と嬉しい知らせ
某ファミレスのアジアンフェア。
フォー(ベトナムのうどん風)もありました。
職場の近くのコンビニに切手を買いに行った時に見つけたのですが、ご高齢のお客さんが「あら!フォーがあるのね!」と嬉々として買ってしまわれたので、、、残念(笑)
帰宅時に自宅のそばで見つけました。
起きてから食べます。
さて、ダナンの教え子の嬉しい知らせ。
ダナンの日本人社会の大御所、いや、飲み仲間のSさんから「ダナンで起業する日本人の方が、N2以上の日本語能力を持っているベトナム人を、通訳兼マネージャー待遇で募集中と連絡がありました。
ダナンの学生の進路指導云々は既に越権行為になるので、直接は動かずにダナンの介護教師のO先生に転送。
採用されたとの連絡がありました*\(^o^)/*
2012年7月試験で、、、0初級から10ヶ月でN4合格。12月試験でN3合格。そして、今回の7月試験でN2合格。
で、日系企業で中間管理職だ?
おめでとう。
いい日本語の先生に出会えて、よかったね!
なんちゃって(笑)
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昼食はバインミー
先日、教え子の日本人と会った時のこと。
自宅が下北沢だというので、昔よく行っていたベトナム料理店が下北沢だったなと思い出したんだけど
まあ、しばらくはベトナム料理はいいや!
ということで、新宿のビアホールに行った。
さて、昨日の昼のこと。
職場の近くのコンビニで、アジアンフェアというのをやっているらしく
こんなのがあった。
バインミー 豚焼肉味(バクチー入り)
まあ、雰囲気は出てますが、味が物足りない。
バターの味が強すぎて、香草の味も香りも感じない。
これはパテだよね、足りないのは。
ふ〜む。
まあ、日本のベトナム料理屋で何を食べても物足りないのと一緒なんだけど。
そろそろネタも尽きてきましたが、、
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ベトナム・フェスティバルと新幹線
この週末、東京、代々木公園で恒例のベトナム・フェスティバルが行われました。今年はベトナム人医療福祉人材育成プロジェクトを推進する社会福祉法人千寿会がブースを出すということなので、また理事長直々にお出ましという事なので、挨拶を兼ねて出かけることにしました。大阪の母親の実家に行く予定があったので、午後の早い時間に短時間でしたが。
ベトナム人看護師養成支援事業での教え子である、ヒエンさんもチャリティーの店を出店すると連絡があったので、千寿会のメンバーを誘って。
その後、東京駅で新幹線に乗ったとたん、思いがけない連絡が。
もう何年も前になりますが、神奈川の藤沢にある高校で非常勤講師をしていた時の教え子で、JR東海に新幹線の運転士候補として入社したNくんから、facebookの友達申請が届いたのです。新幹線に車掌として乗務しているとのことだったので、新幹線に乗るたびに「会えないかな?」と思い出していたのですが、まさか乗った瞬間に連絡があるとは(笑)
運転手として見習い乗務に入ることになったとのことで、嬉しい知らせでした。
どうやら、他にも教え子や、ダナンで出会った若者たちも会場にいたらしく、
しかも、ダナンで出会った彼女たちはヒエンブースを手伝っていたらしい。ニアミスでした。
大阪では叔父の家で一泊。
亡くなった叔父の葬儀には帰国できなかったので、早い時期にと思っての帰省でした。
もう一泊しても良かったのですが、台風の影響が心配だったので、早々に帰京することにしました。
以前から見たいと思っていた、南海ホークスメモリアルギャラリーを見学。
南海はこのような展示をしていますが、近鉄は何もないんだよね。残念。
新幹線の遅れを心配して、食べる物も飲むものも準備万端で乗ったのですが、、、、
1分も遅れずに新横浜到着。
ちょっと慌ただしかったけど、いい気分転換になった、大阪行きでした。
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お別れ会--梯子編--
さて、話は8月の18日までさかのぼる。
この日はいつもの日本食・北国の店員たち、そして2期生の学生たちとのお別れ会、2件の梯子である。
まずは、昼の営業を終えた14時から夜の営業が始まる17時までの3時間1本勝負。
インドチャイナのフードコート、そしてアイスクリームの店に場所を移して。片言の日本語とベトナム語で楽しく語らった。
トンちゃんは今年の1月に結婚してしまい、お客さんの中では僕だけが披露宴に出席した。その後、まあ親しくはあるものの、遊びに行くとか、アイスクリームを食べに行くとかの機会はほとんどなくなってしまったのだが、、、、
まあ、それは仕方がないことなのだが、、、
この日はご機嫌で、久しぶりにツーショットも撮った。
次にいつ会えるかというと、、、恐らくは今後妊娠、出産という流れだろうし、もう会えないんだろうなと、思う。
まあ、ダナンに行く機会があれば寄ってみたいとは思うけど、今となってはダナンで一番古くから残っている老舗として、頑張って欲しい。「元祖・北国」
2010年の秋頃から、日曜日の昼間の休憩時間帯にやっていた、ミニ日本語教室がなつかしいなあ。誰かしらの誕生日にパーティーを開いたり、大晦日に遅くまで忘年会&新年会をしたこともあった。
彼女たちの青春の思い出のヒトコマに、僕がいたら嬉しい。
みんな、ありがとう。
さて、夕方からはEENAホテルに移動して、2期生とのお別れ会の2回目である。
1回目は僕の退職と帰国が決まった直後に、学生たちの招待でバインセオを食べ、ダーツで盛り上がった。そこで今回は、僕からお返しと言うことで。
このクラスは10ヶ月で日本語能力試験N4合格率92%という数字を出し、更に介護課程を学びながらN2受験を目指して勉強を続け、7月の試験で見事に合格した者もいる。
この日は、既に就職したり、実家に帰った者も集まってくれた。
VJEPA(越・日の二国間経済連携協定)の介護士候補者として日本へ来る者も出てくるだろう。
と言う訳で、お別れ会の梯子の日の思い出でした。
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ハノイへ。そして東京へ。
ダナン生活、最後の数日を、EENAホテルで過ごしました。
本当に、ご一家にはお世話になりました。
4日の昼、ご主人に北国まで送ってもらいましたが、いつもと同じように「じゃあ、また」と別れました。
いつもの日本食、北国では、最後と言うことでご馳走になってしまいました。
最後にトンちゃんに会えなかったのは残念だったけど、タンさん、トゥイちゃん、ありがとう。
そして、ハノイでは2000年の初ハノイ赴任時代からお世話になっている紀伊で、いつものメンバーと。
帰国時はいつもここから出発。帰りのタクシーはいつもさみしい気持ちになりますが、
今回はダナンで知り合った留学生のOくんが、ノイバイ空港まで、わざわざ見送ってくれました。
まだ、フッと気持ちがベトナムに戻ってしまいますが、
そろそろ動き出します。
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