歴史の街・ホイアンへドライブ

10月17日 日曜日

成績処理は終わったものの、日本の事務局へ報告書を書く仕事が溜まっている…

のであるが(笑)

今日は夕方から、ダナンから35キロほど離れた歴史の街・ホイアンにある、大学の幹部の先生の家に招待されていたのだけど、昨日からハノイへ出張とのこと。これは中止かな?と思いきや、国際交流室のK先生、いつものA先生、H先生と夕方からホイアンへドライブと言うことになった。

ホイアンは、世界遺産にも登録されている「歴史的な古い町並み」が残っている。
歴史的には16世紀頃から江戸幕府が鎖国するまでの間、日本人も往来して貿易が行われていた。季節風貿易の中継地点と言うわけで、海のシルクロードとも呼ばれている。

そうそう、知り合いのこまさんの出身大学が、このホイアンの町並みの保存と研究に一役買っている。
一度ゆっくり訪ねて見たいと思っていたのであるが、、、、、

夕方出発なので、ま、ご一行様的にはディナーが目的らしい(笑)
でも、休日にわざわざドライブに誘ってもらえるのは嬉しい限り。

約束の16時に外に出ると、既にK先生は車で到着していて、すぐに僕に気付いて手を振って迎えてくれた。途中でH先生とA先生を拾って、一路ホイアンへ。

車中は案の定、日本語講座に早変わり。
「ホイアンは、ウマの町です」、、、、、うま?
「そうです。うま、近いです」、、、、、ちがいます。ウマじゃありません、うみです。海!

ハン先生も運転しながら発音、けっこううまいぞ!(笑)


40分ほどで、ホイアンに到着。歩いて旧市街巡りに出発。
一歩踏み込んだ瞬間、何か懐かしい風景。そして、何か懐かしさを感じるにほひ。

 

ここには、確実に日本人が生活していた証拠を、何かを感じるものがある。

 

提灯や軒先の看板など、中国の雰囲気と日本の雰囲気が交ざっている、紛れもなく「中近世の国際都市」だったのだ。


揚げたてのパンをかじりながら、町並みを散策。


「来遠橋」(日本橋)

日本人が1593年に架けたと言われているのだけど、なぜ屋根付きですかね?中国風?
でも、こうやって実際に見てみると、感慨深いものがありますね。
この橋の周囲に日本人町があったらしいのだけど、詳しいことはわからないらしい。
展示室もあるのだけど、あまり長居ができないので、今回は見学はあきらめる。
その内、学生を連れて遠足に来てもいいかな?と思う。


先日来の雨で、川の水量が多い。
でも、何となく、日本のどこかの町に似てますね。



シクロじゃなくて、人力車でも走ってそうだ。

一回りして車に戻り、海岸線のレストランで海鮮料理の食事。
週に1度ぐらいの割合でアイン先生と食事するのだけど、僕が「ダナンのエビとイカの素朴な味に感動した」と繰り返し申し述べたので、僕の好物は海老と烏賊と言うことになっているらしい(笑)

波の音を聞きながら、サイゴンのビール「333」を飲み


海老の塩焼きを頬張り


烏賊の丸焼きを食べる。マヨネーズに唐辛子って、ここは日本の居酒屋か?(笑)


最後にアサリのチャオ(お粥)でしめる。

いやいや、短い時間ではあったけど、楽しい・美味しいドライブでありました。

今度は、もっとゆっくり歴史探訪しに来ます。
なので、今回は難しい解説は省略。

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