蛍の光、窓の雪……

「蛍の光」と言えば、送別ソングの定番であるが、そもそもの歌詞は

「蛍の光を集めて照らしたり、窓辺の雪明かりで照らしたり」して、共に勉学に励んだ仲間との惜別の歌である。

「仰げば尊し」の「今こそわかれめ」の、「わかれ」を漢字で書けとか、「め」の意味は何?とか

高校古典の授業で使ったりする教材的価値も高い詩なのだが、今日の話はもう少し素直に(笑)


ベトナムの(無)計画停電には慣れっこの今日この頃であるが、そもそも僕の部屋は暗い。


主たる照明が蛍光灯1本なのである。
天井にも照明らしきものがあるが、入居当初から点かず、「あれは点きません」の一言でオシマイのままなのである。
電球を換えれば点くかも知れないが、ベトナムの建物は天井が異様に高いので、自分では何ともし難い。

で、その頼みの綱の蛍光灯が、、、、切れた。

そこで万を期して登場したのが、過日40万ドン(1500円ぐらいですかね)で購入してきた「非常用蛍光灯」である。
充電しっぱなしだったので、フル充電状態である。この半折状態の蛍光灯が3本装備されていて、1本から3本まで点灯本数を操作できる。なかなか便利である。

と、思っていたんだ。つい数時間前までは。


ところが、、、、2時間もしないうちに突然の停電、、、って言わないか。切れたのである。消えたか(笑)
何それ?と思って、箱に書いてある能書きを見てみると、、、、

「蛍光灯1本なら5時間、2本なら2時間、3本なら1時間半使えます」

それに、よくよく見てみると、チャージに20〜24時間かかると書いてある。
要するに、燃費が非常に悪いのだ。
更に、決定的な欠点も判明した。チャージ中は点灯しないのだ(笑)


と言うわけで、消灯後数時間経過した現在は、卓上の蛍光灯と、PC画面の明かりだけで報告書を書いたりしているのだが、実はこの明るさでも充分に仕事できるではないかと気付いた次第。(写真は消灯前のランプが点いている状態)


そう言えば、10年前のハノイでは、夕方の授業中突然の停電で、学生に「どうする?」って聞いたら「まだ勉強したいです」それじゃあと言うわけで、蝋燭を持って来て授業した。実は、冗談で吹き消した学生がいて、僕がキレて授業終了なんてオチもあったっけ(笑)

と言うわけで、眼がショボショボするわけなのだが、このままでも良いのかも?と思ったりもするのである。

「蛍の光」で勉強できるほど明るくなるとは思えないが、「窓の雪明かり」なら可能かな(笑)

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