被災した、EPAによる看護師・介護士候補者、全員無事!

13日の記事、「がんばろう!〜医療・福祉の現場の仲間へ〜」の中で、ツイッターで流れてきた「EPAによるインドネシアからの看護師、介護士候補者の安否不明というニュース」(情報ソースは朝日新聞の公式ツイート)を紹介し、

「僕が知る限り、ここまで報道されなかったのだが、恐らく無傷とはいかないだろうと、恐れていたことが現実となってしまった。」

と書いた。その後の続報には僕は気付かないままであったのだが、さきほど爆笑ネットワークス(うちのNPOの若手軍団)のkane氏のブログから、

「昨日(16日)午後3時に、候補者全員の無事が確認できた」との情報が入ってきた。
http://star.ap.teacup.com/kaneablog2/1775.html

フィリピン、インドネシアからの看護師、介護士候補者の受け入れはJICWELS(社団法人国際厚生事業団)と言うところがとりまとめており、電話による安否確認を行った上での発表なのだそうだ。

僕は受け入れ施設、病院の所属ではないので、正確な人数や受け入れ病院数、施設数などはわからないのだが、相当数の看護師、福祉士候補者が被災したであろうことは想像に難くない。

その全員が無事であったことは、今後の「EPAによる人の移動」に関する事業、また交渉中の対ベトナム、対インドEPA交渉にも好影響を与えずとも交渉難航の理由とはならないだろう。

まずは全員の無事を、喜びたいと思う。


全員無事の背景には、受け入れている施設さん、病院さんのスタッフの並々ならぬ努力、協力が合ってのことだと思う。

僕たちのNPOは、外国人看護師、介護士候補者を送り出す側でもあり、受け入れる側でもある。直接受け入れるのは、ネットワークの中のいくつかの病院をはじめ、全国の病院であり、施設であるわけだが、送り出す日本語教師の側に立てば、送り出した学生たちが日本で活躍することが励みであり、元気で、無事に暮らすことが最低限の望みでもある。

未曾有の災害に偶然遭遇した看護師、福祉士候補者たちも
中には避難生活を強いられている人も多いと思うし、病院で、介護施設で被災者と共に生き抜こうとしている人も多いと思う。

彼ら、彼女らの今後の安全と、活躍と奮闘を祈りたい。
そして、受け入れ病院さん、施設さんの努力に、感謝の気持ちを伝えたいと思う。

それから、インドネシア、フィリピンからのEPAによる看護師、介護士候補者の日本語教育に関わった日本語教師のみなさん
取りあえずは、よかったですね。


【と、言いつつ、実は、インドネシア、フィリピン人のEPA事業には、僕は関わってないのですがね(笑)】


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