リスタート 〜ダナン日記再開〜

本当は日本での出来事を先にUPするべきなのだが
ダナンに帰ってきたとたんに衝撃的な事実が発覚したので、先に帰国、、、、じゃなかった、ダナン入りからのUPになります。


11日の話。ハノイから1時間強でダナンに着くと、ドアが開いた瞬間蒸し暑い空気が機内に入ってきた。いよいよ乾期が来たのだろうか?

荷物を取って外に出ると、、、
同志A先生&チームD(社会人クラス)の学生が出迎えてくれた。

そして、車を運転するのは彼。

チュックムーンナンモーイと、新年の挨拶である。
彼は、大学では何でも屋(用務員?)的に働いているのだが、車は必要な時にはいつも登場する運転手である。
ちなみに、うちのNPOの若手メンバーで構成する「爆笑ネットワークス」のダナン支部準構成員でもある。だって、ちゃんとボケもかますし、時々ツッコミも入れてくるのだ(笑)


まずは、大学に寄って荷物を降ろし、日本から卒業旅行で同行している日本人の教え子Iさんの宿舎である、ミーケビーチの近くのEENAホテルに移動する。ちなみに、僕たちが荷物を整理している間、運転手の彼は校舎の入り口に置かれた旧正月用の金柑の大きな鉢に水をやる振りをしつつ、しっかりと洗車していたのだ。私は見た(笑)

日差しが強くて、どうやら日本へ行っている間に雨期が明けたらしい、、、、と思いきや、まだみたいなんだけど(笑)

さて、ホテルでひと休みしてからミーケビーチを散歩。

ずっと雨期で水が濁っていたので、こんなに青い海を見るのはダナンに来てから初めてである。

遠くで地引き網漁をやっていたので、近づいてみると。


即席の魚屋さんも出ていた。


魚の名前が分からん。


さて、ホテルで休憩してから大学へ戻り、夕食はいつもの日本食屋「K」へ。昼間、ハノイ空港でダナン行きを待っているときに、店長でママのTさんから「みなさん待ってますよ〜」と電話が入っていた。僕としても、ダナンの我が家に帰ってきたようなものだから、楽しみである。

ところが、、、、、

店員の数が足りない。(・ε・)(Hさん)も、お馬鹿キャラのDさんも、バインクン娘のTさんもいないのである。それに、昼間担当のW・HのひとりHさんその2がいる。

?????

と思いつつ、みんなと再会を喜び合い、ビールで乾杯。
やがてW・Hの昼間のHさんが

「先生、(・ε・)Hさん、Dさん、辞めました。Tさん、事故。」

はい?

ちょっと待て、事故って何?交通事故?


日本語でうまく説明できないHさんがもどかしそうにしているので、ママを呼ぶ。

どうやらバイクで走行中に、何台かの事故に巻き込まれたらしい。

「テトの前に事故で怪我をしました。でも、もう大丈夫です。明日から仕事をします。ちょっと大変でした。」

ベトナムの交通事故は日常茶飯事としても、「ちょっと大変」ってどうなってんのよ!僕にとっては、大事な嫁入り前の妹のひとりである。

Dと(・ε・)が辞めたことは、学校が忙しくなって大変だって聞いてたから、まあわかる。でも、何事も急に決めるからなあ、ベトナム人。思い付きの行動が多くて、後で後悔するパターンじゃなきゃ良いけど…。


結果として、翌々日からTさんが仕事に復帰。
顔面を強打して大変だったとか。ウサギの様で可愛かった前歯が欠けてしまい、頻りと恥ずかしがってる。まだ口の周りや、右耳の辺りが痛いらしい。

「先生、テト、先生いない。よかった」

要するに、事故った直後の顔は見せたくなかったから、僕がいなくてよかったってことらしい。

Dさんからは、相変わらずノーテンキなメールが届いた。
Hさんは、バレンタインのチョコを持って、わざわざ挨拶に来てくれた。

ママ曰く「またみんなで食事に行きましょう」

突然の別れは寂しかったけれど、縁が切れるわけではない(笑)


日曜日の日本語教室も仕切り直しである。
昨夜、Tさんが「先生、日曜日、勉強します。私、Hさん、Uさん、あともうひとり」と言ってきた。

お店は新しい店員を5人も採用して、リスタートを切った。
日本語教室も、新人の何人かが参加したいと言っているらしい。


僕も新しい気持ちで、任期初年度の後半戦の授業、スタートである。


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