世の中狭いねえ

今朝、シャワーを浴びて授業の支度をしていたら、
1通のメールが眼に入った。

以前から参加させていただいている、心理学系の研究者を中心としたメーリングリストがある。
もちろん、僕は心理学は門外漢なのだが、ちょっとしたつながりから参加させていただいている。

先日、ベトナムに赴任したことをさりげなく流したのだが、今朝になって関西の大学の日本語教育の先生から、10月に行われる日本語教育学会の大会で「看護と介護の日本語教育ワーキンググループ:外国人介護福祉士の受け入れ -ポストEPA の展望と日本語教育-」があるので…と返信をいただいた。

まあ、その情報は初耳だったのだけど、ディスカッションのパネラーは既知の方もいらっしゃる。

ん?あ、あれ?

> 遠○織○(前 ○教大学)

え、遠○先生じゃないですか。
お、お元気なんだ…

ええ、日本語教育に関しては学部時代の恩師です。
でも、授業よりも、

アルバイトで大学の「留学生チューター」をしていた時、
日本語教師を目指して必死に「教えよう」としている他のチューターを無視して、僕が担当した韓国人の彼とは飲み歩いてばかりいた。

その情報は、指導責任者である遠○先生の耳にも当然入っていたわけであるが、「努くんのやり方も、ひとつのチューターの役割よね」と呟かれたという話を人づてに聞いて、恐縮したことがある。


都の西北にある大学の大学院で研究生だったとき、院生ラウンジ(非常勤講師のラウンジを兼ねていた)でお茶してたら、突然非常勤講師だった遠○先生に遭遇し「あなた、こんなところで何やってんの?」と声をかけられたこともある。

「実は、研究生なんです」
「何の?」
「東洋史です」
「何で?」

何でって言われても、ねえ(笑)


ま、授業の内容はさっぱり覚えていないけど、
20年経って、日本語教師として教壇に立っているという事実は
確かにある。


そうか、まだお元気なのか。
そして、同じフィールドで、同じ問題に取り組んで居られるのですね。

僕が関わっていると知ったら、何ておっしゃるだろう。

どうせ、また

「何で?」

なんでしょうな(笑)


さすがに、10月の神戸にある大学での大会には行けないけれど
一度お話ししてみたいなと、思いました。


よのなか、せまいねえ(笑)