バインセオ、開眼

本日の朝の授業は、月曜日に行った小テストがあまり芳しくなかったので
チームD(社会人クラス)だけ再テストを行った。

いよいよテキストの本科に入り、そちらの方はやはり暗記じゃなくて生きた日本語に接する喜びもあるのだろう、楽しそうに取り組んでいるのだが、こちらが求める課題はクリアーして貰わないと困る。

さて、授業終了後教室でA先生と多少打ち合わせをした。学生たちも何人か周りに集まってきて、興味津々の様子。どうやら、ホワイトボードを消す係、教具(と言っても、単語のカードだけなのだが)を揃える係、ラジカセを片付ける係と、役割分担も決まってきた様子。

部屋に戻って、さて「おばちゃんの屋台」に行くか、小テストの採点もあるからバインミーでも囓るか、、、と思っていると、アイン先生が日本語で「ごはん、行きましょう」と誘いに来てくれた。

自宅の昼食は大丈夫なのかな?と思いつつ、喜んで一緒に出かけた。

学校があるフォンヴォン通りを横のラインとすると、学校の右側に縦のラインが3本並んでいる。1本目におばちゃんの屋台があり、2本目にコムガー(ダナン式ロースト鶏飯)の店があり、3本目のイエンバイ通りが、地元民向けの庶民的な店が多い。ま、学校の周りにグルメ街が多いってのはありがたいことです。

で、イエンバイ通りにバイクを乗り付けて入ったのが、、、、

店先にボー(牛肉)がぶら下がっており、炭火で焼いている。
こ、これは昼間からご馳走だ!(た、高いのかな?(笑))

席に着くと、まず出てきたのが「せんべい」米だけのせんべい。美味しい。

続いて野菜と香草。ん?ロゥ(鍋)?と思ったら、バインセオが出てきた。
日本で食べると、モヤシが一杯のイメージなんだけど、、、、牛肉とトム(海老)が入っている。

どちらかというと、春巻きっぽいですね。そして、A先生がおもむろに「ライスペーパー」に包んでくれる。

これは、、、、美味い。
バインセオを、更に野菜や香草と一緒にライスペーパーで包んで食す。
いやいや、知らなかった。そして、ビックリするほど美味しかった。

夜ならね、ニンニクも入れて食べたら、美味しいだろうな。
ビールもすすむだろう、、、、

最後に、冷やし素麺風のブンが出てきて、おなかいっぱい。
あ、A先生、のど渇いてたみたいで、ビール小瓶ふたりで2本飲んじゃいました(笑)

さ、採点しよう。