初めての「点滴」(1)

病院に足を踏み入れる、、、、なんてことは、
まあ、母親の病院、父親の病院、
ベトナムで病院など医療機関を見学する、、、
ああ、「労働許可書」を取るために、健康診断を受けたことがあったな、、、

後は、記憶にないな。
大学時代に、バドミントンのリーグ戦中に肘が疲労骨折に一歩手前みたいになったときに、
大学近くの少し大きな総合病院に行ったら、「なんで、よりにもよってあそこに行ったんだ?」と、各方面からお叱りを受けた。
いわゆる、藪だったらしい。

まあ、そんな訳で、25年ぐらい前の記憶しか自分の用事で病院へ行った覚えがないのだが、

おっと!忘れてた。2年前に交通事故に遭っていた(笑)

思い起こしてみても、突発的な怪我ぐらいしか病院にお世話になった記憶はないし、
ベトナムにいても風邪も引かないし、お腹も壊さない。要するに病院にお世話になる必要がなかったのだけど

今回、ついにというか、とうとう来たか、、、と言う、僕にしては大事件が起こった。

ここ1ヶ月ほど、毎日8時間授業で立ちっぱなし。
先週、先々週と学生の個人面談もやっていたので、要するに疲れも溜まっていたのは事実。

それもあって、両足の筋肉痛というか疲労感が抜けなかったのだけど、右足のスネの部分、つまり毎日の大半の時間を靴下で締め付けられている部分が、少し腫れだしたんです。
しかも、少し搔いていたら傷つけてしまい、、、、更にその部分を蚊に刺されたと。
ポリポリ搔いていたら、、、、腫れてきた。

で、一昨日(11日)の午後の授業中、「実は足が腫れちゃってさ、痛いんだよ〜」と学生たち、、、、、
つまり、看護系短大を卒業し、日本へ介護の研修まで行って来た学生&看護学の教員に見てもらったところ、、

昨日(12日)の午後、授業の前にと言うことで、病院に連行されたんですな。

僕としては「久しぶりにダナンの病院見学か〜」と。
さくっと見てもらって、塗り薬でも処方してもらって帰るつもりでした。

ところが、、、、このダナンC病院というのは、ダナン病院の中でも治外法権のようなところで、Cは「viên chức(公務員)」のCなんですね。うちの大学は国立ですので、学校の指示もあってC病院へ連行されたのですが、、、
診察科の列に並んでしまうと授業に戻るのが遅くなってしまうので、本当は反則なんですが事情を話して救急外来の方で見てもらったんです。

血圧を測って、足の腫れを見た医師が、、、「健康診断で、糖尿病を疑われたことはないか?」と。
いや、実際にないので笑いながら、「ないですよ」と答えたものの、まあ、確かに予備軍であることは間違いない。
そうか、そう考えると自覚症状がなきにしもあらず?

それでも、まだ「早く帰って、授業しよう!」と、同行してくれた、日本語クラスの学生でもあり、これから介護の教員になっていくであろう、看護学のトゥイ先生。そして、こういう時は俄然張り切るユンさんと談笑していたのですが、、、、
そのうち、血液検査の結果を受け取りに行ったトゥイ先生、まあナースの教員なんで数値をパパッと見て、ニッコリ。でも「もう一枚ありますが、まだ時間がかかります」

そして、病院に着いて2時間近く経ったところで、2枚目の検査結果をもらってきたトゥイ先生が「先生、、、、これは、糖尿病です。。。。」

なぬ?

ドクターも、「こりゃダメだ、入院したほうがいい。血糖値を下げないと、、、」と、さっきまで日本へ留学しているという娘さんの話で盛り上がっていたのに、急に渋い顔になってしまった。

そんなこんなで、「日本語能力試験が近いので、入院は勘弁してくれ!」と頼み込み、じゃあ、点滴で下げましょうと言うことで、入院だけは勘弁してもらったと言う次第です。

さてさて、点滴はもちろんのこと、病院のベッドに寝たことなんて、あの事故の時が唯一の経験。
しかも、あのときは気が動転して、学校に電話連絡せずにいつもの日本料理「北国」に電話したらしい(笑)
気がついたら、店長のタンさんと、店員のトンちゃんの顔があった、、、、と言う思い出話はこれくらいにして、。。。



生涯初めての「点滴」体験は、次回の更新 なんてこった!初めての点滴(2)で。



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