ハノイの日本料理「紀伊」の夜(11月9日夜)

紀伊との出会いは、2000年7月まで遡る。当時の僕は学部生の頃から講師をしていた予備校を辞し、ベトナム人看護師養成支援事業(以下、ベト看)の講師として、主に国語、小論文、看護系入試に必要な基本知識(例えば、少子高齢社会とか、女性の社会進出など、ニホンの常識とベトナムの常識が異なるものの解説など)を教えに、ハノイの教育訓練省立経営幹部養成校にあった日本語センターに赴任していた。着任してすぐに、旧知の先任日本語教師に連れて行ってもらったのが最初である。

当時、給料と言うよりも生活費だけの支給で、但し部屋代と光熱費は負担しますよと、そんな待遇で行った、、、、あ、国内積み立てというのがあって、国保や年金はそこから引き落とせていたんだったかな?

要するに、毎日日本料理屋など行けず、基本的には屋台でチャオガーをすすり、濁酒を飲んでいたのだが、生活費が出るとその一部を持って紀伊に行ったものだ。あ、毎週土曜日のチャーカーラボン行きってのもあったけど。

それで、カウンターで新聞を読みながら、カツ丼を食べ、餃子を食べ、タイガービールを1本だけ飲み、、、、、と言う週に一回のお楽しみだったのが、「初代ハノイの妹」となる店員のティンちゃんに声をかけられ、次第に長居するようになり、フエの日本酒「越の一」を一升瓶キープするようになったわけであった。

それ以降、店内では「先生」と呼ばれ、店長のKさん初めティンちゃんたち店員のサービスは格段によくなり、歴代の「ハノイの妹」は写真のヴァンちゃんで4代目である。もっとも4代目は3人セット、いや一人は結婚しちゃったので2人か。

あの、「妹じゃなくて、娘だろ!」ってのは、なしの方向で。僕、独身なんで(笑)

と言うわけで、今宵も楽しく語らうはずだったのだが、開店直後のお店に到着と同時に事件発生。

二日酔いなのか、飛行機に酔ったのか、その両方なのか、、、、
さらに空港からのタクシーでの水がぶ飲みも影響したのか、、、、

いつ以来の症状か記憶にないのだが、カウンターに案内された瞬間、胃の中身が逆流。
辛うじてトイレに駆け込んだという次第。

いやいや、お恥ずかしい。

とりあえず、トイレで体勢を整えてカウンターに戻ると、レジのスペースから「ジンナイせんせい!」とヴァンちゃんの声が聞こえる。カウンターの中にはタムちゃん。「4代目ハノイの妹」コンビである。

席に着いて、とりあえずお茶をいただく。怪訝そうな顔のタムちゃん(笑)で、最近はタイガーじゃなくてサッポロの生。

う〜ん、調子が出ない(笑)

ベトナム最終日を何回に分けてるんだ?
いつまで引っ張るの?と仰らずに、もうしばらくお付き合いください。
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